2011年の日本の大地震、大津波から3回めの春が来た。
津波によってひどく破壊された広い地域は、絶え間ない努力により少しずつ回復しつつある。
だが、哀しいことに。
福島には、今は住めないと判断された地域が存在している。
放射線の数値の高さによって全く入れない地域と、
少しの立ち入りは許されるが、そこに居住することはできない地域が、ある。

そんな居住制限区域、福島県富岡町。
名所として有名な桜並木は、震災前と変わらない美しさで咲き誇る。
だがその下に楽しく集うはずの人々の影は、今はない。
でも、きっと、いつの日か。何年か何十年か……の後にきっと、人々は失われた故郷に帰るだろう。
今は手を付けることのできない津波の爪痕を、いつかきれいに片付けて、桜の下に集うだろう。

鎮魂と、未来への希望を込めて。 

HEXaMedia 野口克也 Katsuya Noguchi

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