仕立屋と職人:shitateya-to-shokunin.jp/
タケツネ:taketune.com/
---STORY---
江戸中期より、琵琶湖の最北端に位置する滋賀県長浜市では、
絹の最高級白生地・輪奈ビロードをつくり続けてきた。
タケツネは今年で創業100年を迎えたが、
その間多くの機屋がのれんを下ろす瞬間を見てきた。
残った最後の一軒がタケツネだ。
わずか6分弱の記録に凝縮されたDNAを注入するため、
製作者の仕立屋と職人はタケツネに弟子入りをし、
職人の現場に潜入しながら本編の制作に取り掛かった。
「これが長浜の文化だ。」
タケツネは自ら造り上げてきた文化に
無限の可能性を見出している。
本編では、職人たちの言葉、哲学、一枚の白生地を作りあげることに対する想いを
仕立屋と職人のワタナベユカリ本人が舞いで表現。
輪奈ビロードを使い、その言葉たちをイメージして
一から仕立てた衣装を身にまとっている。
渋谷で若者たちが当たり前に職人の話をするように。
TVやネットで職人のPVに魅入るように。
そんな未来を射程圏内に捉えながら。