■アート絵本「まきのまきのレター」
牧野富太郎博士と植物を愛する喜びを伝えるアート絵本「まきのまきのレター」。 全編が美しい植物のイラストレーションで彩られ、牧野富太郎博士の魅力的な人柄と笑顔、その人生の印象的なエピソードが織り込まれている。 植物のイラストを手掛けたのは佐々木香菜子氏。牧野富太郎博士による植物図の様に細密に描かれる一方、大胆に抽象化もされて美しい世界観を構築している。 絵に添えられた簡潔な文章は、牧野富太郎博士の生涯と人となりを端的に捉える。
■牧野富太郎博士
牧野富太郎博士は小学2年で自主退学後、実践的・独学で植物を学び、新種や新品種など1,500種類以上の植物を命名。極貧状態であっても植物への情熱を絶やさず、高価な学術書を購入し、 家の中は標本だらけ。 無茶苦茶な生活の様に見えるが、学者としても人間としても破綻と共に高潔さが存在する。 あまりにも魅力的な人間なのだ。 不世出の学者・牧野富太郎の器の大きさは計り知れない。
■発行者からメッセージ
新たな時代を迎える現代にこそ生れて来て欲しい人間像。
その想いを込めて「まきのまきのレター」をお届けします。