はじめに
曳家・岡本のhpをご覧いただきましてありがとうございます。
自分は器用な職人ではありません。
ただ手間をかけさせていただいて丁寧な工事を心がけているだけです。
東日本大震災が起こって千葉県にご招聘いただくまで
地元・高知で細々と家業を続けていた普通の職人です。
震災による需要増で、心配していたように、にわか業者がたくさん現れました。
全てを否定するわけではありません。同じ人間のすることですから学べば誰でも出来ることです。しかし技術の未熟な業者の乱立によって曳家に対して悪い印象を持たれるのは赦せません。
曳家には2通りの流れがあると思います。
重量物を扱う「重量とび職」から来ている方たちはビルや大きな建造物に向いているかと思います。逆に自分のような先代が大工からこの世界に入った「舟大工」「宮大工」の流れにいる「曳き大工」と呼ばれる大工系の職人。自分はこの後者に当てはまります。一般家屋向けだと思っております。
私たち曳家へお見積りいただくのは、
同じメーカーの冷蔵庫を価格どっとコムで比較して買うものとは違います。
これは職人仕事です。価格優先であれば良い仕事などできるはずがありません。
床下の見えない部分にどれだけ時間と苦労をかけるか?で内容は変わります。
そして誠意のある職人であればいただいた金額に対しての技術を惜しみなく使います。
誰にも見えない床下で、一緒に作業してくれている仲間たちと自画自賛しながら頑張っています
ご招聘いただければ全国どこへでも行きます。よろしくお願いします。
2012/1/8 岡本次男家屋移動 二代目 岡本直也