
作成したコンテンツの共有は理論上簡単です。ただし、大きな動画を送る方法を考えると急に面倒になります。Gmailの上限(25MB)のように、Eメールを介して直接送信できる添付ファイルには容量制限がありますが、プラットフォームのサイズ要件は、通常、アップロードや転送する際の制限がより広範囲に設定されています。こうしたハードルがあると、簡単な作業がイライラする作業に変わってしまいます。
このガイドでは、Eメールで大きな動画を送る方法や、大きな動画ファイルを共有する最良の方法をいくつかご紹介し、クラウドストレージサービスやGoogle Drive、DropBoxなどのプラットフォームへのアップロードについてご説明します。また、信頼性の高い安全なファイル転送ソリューションとして、Vimeoの要点もお伝えします。
大きな動画ファイルとはどのくらいの大きさ?
動画ファイルが「大きい」かどうかは、プラットフォームによって異なります。Gmail、Outlook、iCloud Mailなどのメールプロバイダーの添付ファイルの上限は20〜25MBですが、Google Drive、Dropbox、OneDriveなどのクラウドサービスは数GBのファイルサイズを処理できます。
さまざまなユーザー、共通のニーズ
大きな動画ファイルの送信は、多くの業界で日常的に行われています。マーケティング担当者がキャンペーンを立ち上げたり、教授が講義を共有したり、弁護士が機密ファイルを扱ったり。詳細は異なりますが、品質を落とすことなく迅速かつ安全に動画を配信するという優先事項は同じです。
大容量の動画ファイルを共有する際の最も重要な点について、詳しく見ていきましょう。
- 画質: 動画は送信されたときと同じくらい鮮明に表示される必要があります。つまり、不具合や品質に問題がないということです。
- スピード: クリエイティブレビューやクライアントの承認、プロジェクトの最終引き渡しなど、迅速な転送によりプロジェクトのタイムラインを維持できます。
- セキュリティ: 医療報告書、裁判所証拠、知的財産などのコンテンツのプライバシーを保護することは必須です。
- コントロール: Vimeoのようなプラットフォームでは、プライベートリンクを簡単に作成して共有できるため、許可された当事者のみがコンテンツにアクセスできるユーザーを決定できます。
大きな動画ファイルを送る5つの方法
大きなファイルを安全に送信することが重要である理由が理解できたところで、送信方法を確認しましょう。専門家が認めた、大きな動画ファイルを共有する5つの方法をご紹介します。
1. Vimeoにアップロードする
Vimeoを使用すると、短編クリップから長編映画まで、あらゆるサイズのダウンロード可能な動画ファイルを送信し、アップロードして最大8Kの美しい解像度とハイダイナミックレンジ(HDR)でストリーミングできます。パスワードで保護されたリンクやカスタマイズ可能なプレーヤー設定などの機能により、Vimeoはコンテンツを安全に保護しながら、アップロード後の作品を美しく保ちます。Vimeoでは広告が表示されないため、動画への集中を妨げません。
2. クラウドに保存する
使いやすく、ほとんどのデバイスと互換性があるGoogle Drive 、OneDrive、Dropboxなどのクラウドストレージプラットフォームは、コンテンツの共有によく使用される安全なファイル転送ツールです。動画ファイルをクラウドストレージにアップロードすると、ダウンロードリンクが生成されるので、それを受信者と共有します。とても簡単です。
3. WeTransferを試す
クラウドストレージプラットフォームと同様に、WeTransferを使用すると、大きな動画ファイルをアップロードし、リンクで簡単に共有できます。ただし、クラウドストレージとは異なり、WeTransferは継続的な共同作業や長期的なストレージではなく、1回限りの迅速な転送を目的としています。無料版では最大2GBのファイルを処理でき、それ以上のアップロードには有料プランが必要になります。これは、不定期の転送には便利なオプションですが、大容量のコンテンツや進行中のプロジェクトを管理するには不向きです。
4. 圧縮してメールで送る
メールで大きいサイズの動画を送信しますか?ファイルを圧縮すると、添付ファイルのサイズ制限を満たすことができます。ほとんどのデバイスには、ファイルサイズを圧縮するツールが組み込まれています。低解像度の動画や短い動画の場合は圧縮するだけで十分ですが、高解像度の動画や長いファイルの場合、動画圧縮により画質が著しく低下する場合があります。(メール送信のその他のオプションは後ほどご紹介します)
5. 外付けドライブを使用してオフラインで転送する
外付けハードドライブまたはUSBドライブは、インターネット速度が遅い場合や信頼できない場合でも、非常に大きなファイルを共有できる信頼性の高いオフラインオプションです。近くのコラボレーターに動画を転送するのに最適で、アップロードとダウンロードの時間を完全に省くことができます。トレードオフは?ファイルにアクセスするために、受信者は物理ドライブが必要です。
スマホから大きな動画ファイルを送る方法
大きな動画も品質を落とすことなく、iPhoneやAndroidからを直接共有できます。これもとても簡単です。その方法をご紹介します。
iPhone、iPad、その他のAppleデバイスから大きな動画を送る方法
小さなファイルの場合、AirDropを使って近くのAppleデバイス間で瞬時に共有できます。大きなファイルの場合は、iCloudが適しています。
- 設定でAirDropとiCloud写真が有効であることを確認します。
- 写真アプリを開き、共有したい動画ファイルを選択します。
- 左下隅にある共有アイコン(青い四角い輪郭の上向き矢印)をタップします。
- AirDropを使用するには、AirDropアイコンをタップします。
- 表示される近くのAppleデバイスからAirDropするファイルの受信者を選択します。
- iCloudを使用するには、AirDropの場合と同様に、動画を選択して共有アイコンをタップします。
- 「iCloudリンクをコピー」をタップします。
- このリンクはメッセージまたはEメールで最大30日間共有できます。
モバイルとデスクトップ用に設計されたツールを使用して、スマートフォンで直接動画の編集やカスタマイズをすることもできます。
Androidデバイスから大きな動画を送る方法
Androidユーザーにとって、Googleドライブは大きな動画ファイルを送る最も簡単な方法の一つです。
- Googleドライブアプリを開きます。
- ファイルを選択して「アップロード」します。
- ファイルの転送が完了したら、ファイルをタップして「リンクをコピー」を選択します。
- そのリンクをEメール、テキスト、メッセージアプリを介して受信者と共有します。
多くのAndroidデバイスは、AirDropのように近くのデバイスに動画をすばやく転送できる「クイック共有」にも対応しています。OneDriveやWeTransferなどのアプリも、Androidから簡単に動画をアップロードおよび共有できる信頼性の高いオプションです。
大きな動画をメールで送るその他の方法
Eメールでの共有は、ファイルが小さければ小さいほど容易になります。ただし、ほとんどのEメールプロバイダーでは添付ファイルのサイズに上限があり、アップロードに時間もかかるため、大きな動画ファイルは扱いが難しくなります。動画を圧縮する方法についてはすでに説明しましたが、圧縮せずに大きな動画ファイルをメールで送るための対処策をいくつかご紹介します。
トリミングする
不要な部分をできるだけ多く削除すると、特に長い動画を送る場合、ファイルサイズが大幅に削減されます。iMovieやAdobe Premiere Rushなどの編集ツールを使用すると、重要な部分を残したまま、Eメールの制限に合わせてコンテンツをトリミングできます。動画を短縮すると、送信が容易になるだけでなく、視聴者にとってもより分かりやすくなります。
動画の解像度または画質を調整する
動画の解像度またはフレームレートを下げると、大掛かりな編集を行わずにファイルサイズを縮小できます。たとえば、4K動画を1080pに変換したり、動画品質やファイルサイズを制御するビットレートなどの設定を微調整すると、ファイルが小さくなりEメールで送れるようになります。ほとんどのビデオエディターとオンラインコンバーターには、これらの設定を調整するための簡単なオプションが用意されています。
よくある質問
大きすぎるファイルを共有するにはどうしたらよいですか?
ファイルが大きすぎてメールなどの従来の方法では送信できない場合、Vimeoではよりスマートなソリューションを提供しています。あらゆるサイズの動画ファイルをアップロードし、サイズ制限を気にせずに共有可能なプライベートリンクを生成できます。Vimeoは、パスワード保護や高度なプライバシー設定などの機能を使用して、コンテンツを安全に保護します。Google DriveやDropboxなどのクラウドサービスも選択肢の一つですが、非常に大きな動画をメールで送信する場合、Vimeoで利用できるプロフェッショナルツールやプライバシー管理機能などはありません。
スマホから大きな動画を送るにはどうしたらよいですか?
大きいサイズの動画を品質を維持したままスマートフォンから送りたい場合は、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージアプリケーションの使用を検討すると良いでしょう。どちらも Vimeoと統合されています。動画をアプリにアップロードし、メッセージアプリやEメールを介してリンクを共有するだけです。また、WeTransferやSend Anywhereなどのファイル転送サービスを使用するという方法もあります。これらのサービスでは、ダウンロード可能なリンクを介して大きなファイルをアップロードおよび共有できるモバイルアプリを提供しています。
メールで大きな動画ファイルを送るにはどうしたらよいですか?
大きな動画ファイルをメールで送る必要がある場合は、Vimeoのような動画ホスティングサービスへのアップロードをお勧めします。アップロード後、Eメールを介してプライベートまたはパブリックリンクを簡単に共有できるため、受信者はVimeoアカウントの設定に基づいて動画をストリーミングまたはダウンロードできます。この方法では、Eメールの添付ファイルのサイズ制限に関係なく、再生品質を維持できます。または、Eメールサービスによっては、Eメールに動画を埋め込むことができます。Google DriveやDropboxなどの一般的なクラウドストレージサービスを使用してリンクを共有したり、動画ファイルを圧縮したりするという方法もありますが、Vimeoのような高度なプライバシー設定はありません。
25MBを超えるファイルをメールで送るにはどうしたらよいですか?
ほとんどのEメールプロバイダーの添付ファイル上限は、20〜25 MBに設定されています。これを回避するには、品質に影響を与える可能性がありますが、WinZipやClideoなどのツールを使用して動画を圧縮できます。より良い選択肢は?動画をVimeoにアップロードし、プライベートリンクをメール送信することです。Vimeoは動画を高品質で再生できるほか、パスワード保護やドメインレベルのアクセス制御を追加して、コンテンツを安全に保ち、適切な視聴者のみにアクセスを制限できます。
動画をプライベートに共有する最も良い方法は何ですか?
プライベートな動画共有は、Vimeoが先駆けです。プライベートリンク、カスタマイズ可能な視聴設定、パスワード保護などのツールを使用することで、Vimeoは意図した視聴者にのみコンテンツが表示されるようにします。一般的なクラウドサービスとは異なり、Vimeoはプロフェッショナルな動画共有に特化した設計のため、プライバシー、品質、完全なコントロールを重視するすべての方に最適なサービスです。
容量の大小に関わらず、Vimeoはすべてサポート
動画ファイルのサイズ制限とはサヨナラしましょう。Vimeoでは、ファイルサイズの大小に関係なく、動画をアップロードして送信できます。今日から無料で始めて、3億人近くのユーザーがVimeoで動画を管理している理由を発見してください。