
マーケターの57%以上がライブ配信を活用している今、ブランドが続々とストリーミングに参入しているのも不思議ではありません。とはいえ、多くのブランドやコンテンツ制作者にとって、ライブ配信の始め方を学ぶことは一つのハードルになっています。実際、ライブ配信の技術面は複雑であり、分からないからといって恥ずかしがる必要は全くありません。このガイドでは、ライブ配信のややこしい部分をひとつずつ分かりやすく解説していきます。配信のセットアップ方法、必要な機材、準備の流れをご紹介するとともに、どの配信プラットフォームを選べばよいか、安定したインターネット接続を確保するためのヒントもお伝えします。内容は盛りだくさんですが、さっそく始めていきましょう!
ライブ配信のセットアップ
最終的に、ライブ配信の方法は次の5つのステップに集約されます。
- ライブ配信に使う音声・映像機器を、PCやノートパソコンなどの配信デバイスに接続します。
- 映像と音声のデータを、インターネットで配信できる形式に変換するエンコーダー(配信ソフト)を設定します。
- 配信プラットフォームが提供するストリームキーとURLを使って、エンコーダーと配信プラットフォームを接続します。
- インターネット接続とアップロード速度をテストします。
- 準備ができたら、配信スタート!
言い換えれば、ライブ配信は「収録(Capture)→エンコード(Encode)→配信(Distribute)」という流れで構成されています(CED)。ライブ配信には、多くの機材や配信ソフトが関わってきます。まずはそうした機材や配信ソフトについて取り上げたうえで、セットアップの具体的な手順をご紹介していきます。
ライブ配信に必要な機材とは?
初心者向けのライブ配信環境を整えるのは、それほど難しくありません。必要なのは、カメラ、マイク、照明、そして安定したインターネット接続です。また、ライブ配信用のソフトウェアも準備しましょう(この点については後ほど詳しく説明します)。まずは、ライブ配信に必要な基本機材から見ていきましょう。
カメラ
ライブ配信を試してみたいという初期段階では、Vimeoのライブ配信担当リード、Tom Gottのアドバイスにもあるように、まずは画質の良いカメラ1台があれば十分です。つまり、ウェブカメラでも問題ありません。もっといろいろなカメラを試してみたいという方には、予算に応じた選択肢も豊富にあります。機材を買い替える前に低コストでライブ配信を始めたい方に向けて、おすすめの初心者向け映像入力デバイスをいくつかご紹介します。
- スマートフォンのカメラ
- 入門向けライブ配信カメラ(例:DJI Osmo Action、GoPro Hero、Logitech C930e、Mevo など)
中級者向けの選択肢としては、もしカメラにある程度の予算(たとえば2,000ドル程度)をかけられる場合、次のようなカメラを使えば、配信のクオリティをさらにレベルアップできます。
- Canon XA15 または XF100
- Panasonic LUMIX GH4
- この価格帯ならSony A7 IIも選択肢に
ウェブカメラやコンデジ、ビデオカメラなど、720p・24fps以上で撮影できる機種であれば、どんなカメラでもライブ配信に使えます。
オーディオ
映像のクオリティがどれほど良くても、音質が悪ければ視聴者はすぐに離れてしまいます。ライブ配信では音声も重要な要素なので、軽視してはいけません。VimeoのTom Gottからのアドバイスは、「カメラ内蔵マイクに頼らず、きちんとしたマイクを用意しましょう」です。音響機材をこれから検討したいという方に向けて、動画に最適なマイクを見つけるためのガイドもご用意しています。ここでは、その中でも特におすすめの選択肢をご紹介します。
初心者向けの音声機材:
- ShureのiPhone用マイク
- Shure MV88 デジタル・ステレオ・コンデンサーマイク
- Rode VideoMic
- Topaz DeNoise AI audio software
- Yeti Nano USBマイク
中級者向けの音声機材:
- Lavalier mics aka clip-on mics(見た目良し)
- Shure SM58のようなハンドマイク(Vimeoチームも使用)
音声機材に割ける予算がなければ、スマートフォンでも音を録ることはできます。少なくとも、慣れるまではそれで十分かもしれません。
キャプチャーカード
ライブ配信に必要な3つ目の機材は、キャプチャーカードです。これは、映像ソースから配信用PCなどのメイン機材へ映像を転送する中継機器のことです。キャプチャーカードは、カメラに映っている映像をPCに認識させるための装置です。キャプチャーカードを使うには、カメラにHDMIポート(出力)が必要です。HDMIケーブルを接続し、PCに映像信号を送ることで、ライブ配信に使えるようになります。では、ライブ配信でキャプチャーカードが必要になるのはどんなときでしょうか?
✔ 必要なケース:ソフトウェアエンコーダーを使う場合(このあと詳しく解説します)。
❌ 不要なケース:ハードウェアエンコーダーを使う場合(多くは内蔵キャプチャーカード付き)。USB接続できるカメラやマイクを使っている場合も不要です。
キャプチャーカードを使用するなら、まずUSBインターフェース接続タイプかPCI-eインターフェース接続タイプかを選ぶ必要があります。以下はおすすめのキャプチャーカードです。
- AV.io HD
- Elgato CamLink 4K
- Razer Ripsaw HD
どれを選ぶにしても、そのキャプチャーカードが使用している配信プラットフォームに対応しているかを必ず確認してください。たとえば、Vimeoがサポートしているキャプチャーカードは限られています。
ライブ配信の照明セットアップ
これで、ライブ配信に必要な機器の大部分はそろいました。でも、忘れてはいけない重要な要素がもうひとつあります——照明です。明るさが適切に設定された配信は、動画の印象をよりプロフェッショナルに見せ、視聴者の関心を引きつけることができます。照明が不十分な配信で視聴者ががっかりするのは避けたいものですし、オフィスの天井照明で話者に濃い影がかかるのもよくありません。そこで、照明環境を改善するための方法を2つご紹介します。配信初心者向けの照明:
- 太陽光
- リングライト
太陽光は、ライブ配信者にとってはありがたい、無料の光源です。まずは映像で自然光のバランスを確認しましょう。太陽光が強すぎると、話し手の顔のディテールが飛んでしまい、逆に弱すぎると顔の特徴がはっきり見えなくなります。自然光を使って印象的な映像を演出するためのポイントをいくつかご紹介します。
- 光源の方向を正面に向ける
- 暗い部分にはバウンス(反射光)を使う
- 話し手の背後に窓がこないようにする
- 白熱灯や蛍光灯などの強い人工光を避ける
窓のブラインドを開けたり閉めたりして、部屋の自然光と人工照明のバランスが最もよくなる設定を見つけてみましょう。日光を最大限に活用して屋外で撮影したいなら、屋外照明をうまく整える方法をまとめたガイドをぜひご覧ください。また、ライブ配信者の間で人気を集めているもう一つの選択肢がリングライトです。これは、初心者向けのライブ配信にぴったりな低価格の照明機材で、発熱も少なく安全に使用できるため、使い勝手に優れています。円形のデザインにより、顔にできる影もやわらげてくれます。中級者向けの照明については以下の通りです。
少し予算に余裕があるなら、3点照明キットでライティングをレベルアップしましょう。このキットには、主灯(メインライト/キーライト)、補助灯(フィルライト)、背後灯(バックライト)の3種類が含まれており、配信に温かみや奥行き、映像の質感をもたらします。オフィスの天井照明と併用する場合は、天井照明がメインライトの代わりになるため、それを取り除くことでプロフェッショナルな演出が可能になります。
配信時の照明は、どこに置くのがベスト?
3点照明キットを使う場合、まず被写体に向けてメインライトを配置します。次に、反対側にフィルライトを置いて光をバランスよく当て、最後に背後にバックライトを配置して被写体を背景から際立たせます。各ライトの配置については、こちらのショート動画をご覧ください。
ライブ配信に役立つアクセサリー
さらに完璧な配信環境を整えるための小物リストをご紹介します。
- 背景変更用のグリーンスクリーン(クロマキー)
- ビデオカメラ用の三脚スタンド
- 音声入力用のマイクアーム(クリップマイクを使わない場合)
エンコーダ
エンコーダーについて説明しましょう。ライブ配信を行うには、エンコーダーが必要です。エンコーダーとは、ビデオファイルを別の形式に変換する装置です。簡単に言えば、カメラからの映像信号を視聴可能なコンテンツに変換する役割を果たします。エンコーダーには、大きく分けてハードウェアエンコーダーとソフトウェアエンコーダーの2種類があります。以下でそれぞれの概要を紹介します。
ハードウェアエンコーダー
- ライブ配信専用に設計されており、パソコンの処理負荷を軽減できます。
- キャプチャーカードは不要です。
- 費用が高く、アップグレードが難しい傾向があります。
ハードウェアエンコーダーはPCの負担を軽減してくれるため、より本格的な配信やゲーム実況に適しています。この方式では、エンコーダーが裏で処理を行うため、PCの処理能力をゲームに充てることができます。どのハードウェアエンコーダーを選べばいいかは、以下の予算別ガイドを参考にしてください。
初心者向けハードウェアエンコーダー:
- AJA HD10AMA オーディオエンベッダー
中級者向け:
- AJA HD5DA HD-SDI ディストリビューションアンプ
- Datavideo DAC70 アップ/ダウン/クロスコンバーター
ソフトウェアエンコーダー
- 初心者向け配信者にとって最適な選択肢ですが、パソコンの処理能力を使用する点にご注意ください。
- キャプチャーカードが必要になる場合があります。
- 価格帯やアップグレードの選択肢が幅広くあります。
ソフトウェアエンコーダーの良いところは、一度設定すれば自動で動作し、あまり手間がかからない点です。代表的なソフトウェアエンコーダーをご紹介します。
- Livestream Studio 6
- OBS Studio
- Streamlabs OBS
スイッチャー
ライブ配信用の機材リストで最後にご紹介するのは、スイッチャーです。エンコーダーと同様、必ず必要というわけではなく、用途によっては使わない場合もあります。スイッチャーは、複数の映像や音声ソース、演出要素、グラフィックなどを切り替えるための機材です。たとえば、2台以上のカメラを使って配信したり、配信中にプレゼン資料やグラフィックを表示したい場合は、追加の映像ソースを取り込むスイッチャーが必要になります。なお、Vimeo Enterpriseをご利用中、あるいは今後ご利用予定の方は、パッケージに含まれているLivestream Studioでスイッチャー機能もカバーできます。このソフトは、ソフトウェアエンコーダーとしての役割に加えて、スイッチャーとしても機能します。
自分に合った配信プラットフォームは?
ライブ配信に必要な機材の話が一通り済んだところで、今度は配信先について見ていきましょう。動画ホスティングサービスであるライブ配信プラットフォームは、動画の保存・管理だけでなく、配信まで行うことができます。選ぶプラットフォームによっては、複数のチャンネルに同時配信して、より多くの視聴者にリーチすることも可能です。「どのプラットフォームが正解か」についての唯一の答えはなく、結局のところニーズによります。たとえば、社内コミュニケーション(全社会議や社員研修など)やバーチャルイベントで動画を活用したい配信者の場合は、覚えておくべき重要な機能があります。
ライブ配信プラットフォームを選ぶ際に押さえておきたい5つの重要な機能
- 高品質でプロフェッショナルな動画:高画質かつプロレベルのライブ配信を行いたい場合は、フルHD(1080p)対応やクラウドトランスコーディング機能を備えたソリューションを選びましょう。どんなデバイスでも美しい映像を楽しんでもらうことができます。
- リーチの拡大:場所を選ばず幅広い顧客にアプローチしたい企業なら、YouTube Live、Facebook Live、TikTok、Twitter、Twitchなどへの同時配信をサポートしているプラットフォームが最適です。
- セキュリティとプライバシー:ビジネスにとって欠かせない、動画配信の安全性。プライバシー設定、アクセス制御、カスタマイズ、埋め込み制限、セキュリティ強化といった機能を備えたプラットフォームを選びましょう。
- 強力なエンゲージメント機能:ライブチャットやアンケート機能を通じて、視聴者と配信中にやり取りできる仕組みを備えたプラットフォームを活用しましょう。また、高度な動画分析機能があれば、視聴者ニーズの把握とコンテンツの改善に役立ちます。
- オールインワンのプラットフォーム:ライブ配信や録画済み動画に必要なツールをすべて一カ所で。イベント後の動画ファイルを最大4Kで編集・差し替えでき、最大5TBのストレージでコンテンツを整理。さらに大型イベントの後に動画を販売しましょう。
動画配信に使える主な配信チャンネル5選
オーディエンスにライブ配信を届ける方法はさまざまです。ライブイベントを配信する際に検討すべき代表的な配信先をいくつかご紹介します。
- 自社サイトへの埋め込み:専用のウェブサイトやイベントサイトを持つ企業であれば、ライブ配信動画を埋め込むのが、コンテンツをシンプルかつ効果的に共有する方法のひとつです。
- Vimeo:視聴者数X人を持つVimeoは、オーディエンスにリーチするのに最適なプラットフォームです。Vimeo Enterpriseを利用すれば、配信者はショーケースを作成してHD画質の動画を配信したり、コンテンツをカスタムカテゴリに整理して、NetflixのようなOTT体験をオーディエンスに提供できます。
- LinkedIn Live:LinkedInのネイティブライブ配信機能は、ビジネス関係者やサービス業に携わる人々、学生などとつながるのに適した配信先です。
- Instagram Live:Instagramのライブ配信機能では、ストーリーとしてコンテンツを配信できます。ここでの最大の特徴は、配信が一時的であることです。つまり、ライブが終了すると配信内容は自動的に消え、リプレイは残りません。
- Twitch:380万人の配信者が利用しているTwitchは、ゲーマーにとって定番のライブ配信プラットフォームです。近年では、ゲーム以外の配信コンテンツにも対応するようになっています。
- Facebook Live:もともとはモバイル専用の配信機能として始まったFacebook Liveですが、現在ではモバイルとデスクトップの両方から配信できるようになっています。
視聴者が複数のプラットフォームに分散している場合は、配信先を一つに絞る必要はありません。同時配信を使えば、複数のプラットフォームに同時にライブ配信できます。
ライブ配信を始める5つのステップ
このガイドの冒頭では、ライブ配信の基本を簡単にご紹介しました。必要な機材にも慣れてきたところで、ここからは初心者向けのセットアップ方法を詳しく見ていきましょう。
1)音声・映像ソースを接続する
音声や映像のソース(カメラやマイクなど)を、メインのライブ配信端末(PCやノートPC)に物理的に接続します。これらのソースをハードウェアエンコーダーに接続して配信端末に入力するか、ソフトウェアエンコーダーを使う場合はキャプチャーカードを使用してください。
2)エンコーダーの設定を行う
外部エンコーダーを使用する場合は、専用アプリやWebインターフェースを使ってデバイスの設定を行う必要があります。ソフトウェアエンコーダーであれば、PC内部で設定を行います。
設定は、使用する配信プラットフォームに合わせてソフトウェアが自動調整してくれるので、基本的にはデフォルトのままで構いません。
エンコーダーを設定する際に注意すべき3つのポイント:
- 動画の解像度は、まず1280×720(720p)以上に設定します。
- アップロード時のビットレートは、3000Kbps(キロビット/秒)を目安に設定してください。
- 最後に、フレームレート(1秒あたりに表示される画像またはフレーム数)は30fpsに設定しておく必要があります。
3)配信プラットフォームに接続する
音声と映像の準備が整ったら、あとは配信プラットフォームと連携させるだけです。
ライブ配信プラットフォームから提供されるストリームキー/名前やストリーミングURLを使用し、それをエンコーダーに入力します。これにより、プラットフォーム側でエンコーダーを識別できるようになります。また、エンコーダーには、映像や音声の送信先となる配信先情報が設定されます。
4)インターネット接続を確認する
インターネット接続は、ライブ配信における盲点になりがちなポイントです。不安定な接続は配信の遅延や中断につながり、視聴者が離れる原因にもなります。
トラブルを避けるために、まずはSpeedtest.netなどのサイトで通信速度をテストしましょう。以下のような対策も有効です。
- 帯域幅を確認し、可能な限り高いプランにアップグレードしましょう。
- 家族やルームメイト、同僚に、配信中はできるだけインターネットを使用しないよう協力をお願いしておきます。
- 非常時に備えて、スマートフォンのテザリングをバックアップ手段として活用しましょう。
- 音声や映像の品質を含めて、使用する機材を事前にテストしておきましょう。
動画のアップロード速度とは?
アップロード速度とは、インターネットを通じてコンテンツをアップロードする際に、インターネットサービスプロバイダー(ISP)が許可するデータ転送速度のことです。単位は「Mbps(メガビット/秒)」で、速度が遅いとライブ配信などが途切れやすくなってしまいます。
ライブ配信に最適なアップロード速度に「これが正解」という数値はありませんが、以下の目安があります。
- 3Mbps (480p)
- 6Mbps (720p)
- 13Mbps (1080p)
動画の画質が高くなるほど、必要なアップロード速度も高くなることを覚えておきましょう。
アップロード速度に影響を与える要因は、以下の4つです。
アップロードレート:インターネットがコンテンツをアップロードできる速度のことです。この数値が高いほど、アップロード速度も速くなります。
インターネットサービスプロバイダー(ISP)の帯域幅:おさらいすると、帯域幅とはインターネットがデータをアップロードまたはダウンロードできる容量のことです。動画のサイズが大きいほど、必要な帯域幅も大きくなります。
コンテンツの品質:高画質で動きの速い映像は、アップロード速度に影響を及ぼす可能性があります。
配信プラットフォーム:各プラットフォームには推奨設定があります。以下は参考としていくつかの例です。
- Facebook Live の推奨設定:最大4,000kbpsのビットレート、および最大128kbpsのオーディオビットレート。
- Twitch の推奨設定:動画は2,500〜4,000kbps、オーディオは最大160kbps。
- Vimeoでは1080pで配信する場合、10Mbps以上のアップロード速度が推奨されています。
5)配信を開始する
すべての準備が整ったら、エンコーダーで「配信開始」をクリックして配信を始めましょう。初めてライブ配信をするときは緊張するものですが、大丈夫です。本番前に何度か練習しておけば、安心して臨めるようになります。
しっかりと計画を立てて、何回かライブ配信を経験すれば、すぐに配信そのものを楽しめるようになるはずです。
まとめ:プロのように配信しよう
ライブ配信の方法がわかったところで、あとは思いきって自分のストーリーをライブで届けるだけです。技術的なトラブルを心配せずにライブ配信をマスターしたい方は、無料のイベントライブ配信ガイドをご覧いただくか、Vimeo Enterpriseで成功するライブ配信の始め方をチェックしてみてください。
コンテンツを動画プレーヤーで公開する前に、トリミングツールや結合機能、圧縮ツール、GIF作成ツールなどの便利なツールを活用してみましょう。